昨日、本日と泊りがけでモバHO!を持って、静岡東部へ行ってきた。
モバHO!は、以前、モニタ募集に応募したが、あたらなかった。一度使ってみたいと思っていたところで、知人から借りられたので、早速使ってみた。
行きの新幹線、私は一人で乗るときはいつも富士山が見える2人がけシートに座るので、今回も、何も考えずに座った。でも、これは、南向きの衛星から電波を受けるモバHO!にとっては、致命的だった。実際に、東京を離れると、どんどん途切れ途切れになり、小田原と熱海の間では、湯河原の街が見えるところで数秒受信できただけで、ほかはまったく受信できず。小田原までの間で受信できたところも、ギャップフィラーの谷間では電波がなくなってしまった。この失敗を生かして、熱海からの東海道線では113系の南窓際を確保し、受信した。衛星が見えなくなるくらいの高い山や、トンネル内では受信できなくなるが、それ以外の場所ではほとんど問題なく受信できた。
宿泊したところは南向き窓の部屋。窓際および、窓を頭の向きにおかれていたベッド
の枕元ではほとんど問題なく受信できたが、時々うまく受信できなくなる。いろいろ試してみると、防犯用の鉄線入りガラスがあっても問題ないが、網戸があると、それが電波をさえぎってしまうらしい。もし網戸があれば、それがかからない場所に設置するか、網戸を動かすのがよさそうだ。
帰りは沼津から特急あさぎりで帰宅。御殿場周辺の北向きに走っているところを除いて、陸橋などで陰にならなければ、問題なし。町田あたりからは、地下駅でもギャップフィラーのおかげで問題なく受信可能。東に向かって走る列車では、山などの障害物が離れている(列車は左側通行なので)ので、西向き列車よりも、受信しやすい。
ただ、私が使った端末は、電池のもちが悪く、ラジオだけで液晶利用なしだったが沼津から新宿までの二時間は持たなかった。成城学園あたりで電池がなくなったと思う。
鉄道のたびには、非常に心強いお供になると思う。ただ、電池のもちの悪さが致命的。あと、電池が不安でなるべく液晶表示を使わないようにしていたのだが、電波状態が液晶表示を見ないとわからない。LEDなどで、電波状態だけでも液晶なしで見られるようにしてくれれば、電池を節約しながら電波状態のいい場所が選べていいように思う。
今回ほぼラジオとしてしか利用していない。理由は、電車内では窓際で窓に対して平行に端末を置くため、画面がこっちを向かないこと。また宿でも、向きの折り合いがつかず、結局ラジオの聴取となった。テレビ放送する代わりに、音声放送を増やしてくれたほうが良いように思うが、どうだろう。
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