ITMedia Lifestyleに、「日本にサマータイムは有効か」なる記事を見つけた。まったく同感である。
私の父親も、いくら遅くとも19時のNHKニュースまでには帰宅し、家族みんなで夕ご飯を食べていた。また、それが当たり前だと思っていたのだが、自分がいざ大人になると、そういう暮らしは実現できない。私はこれでも早く会社から出ているほうなのだが、それでも退社は19時ごろで、家に着くと20時ごろにはなってしまう。
たぶん、それは私だけではなく、世の中全体がそうなんだと思う。かつてニュースといえば、18時代の民放や19時代のNHKが中心だったのだが、これもいつの間にか22時から24時に中心が移動している。1985年10月開始のニュースステーションや、1988年開始のワールドビジネスサテライトあたりが、この時間のニュース番組の走りだという印象がある。そう考えると、バブルのころからこのような生活の人が増えてきたのだろうか。
忙しくなってしまった世の中を、元のように時間はあるけど金がない世の中に戻すことは、資本主義である限り不可能なのだろうか。
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