投資信託を換金しようと証券会社のホームページから申し込もうとしたら、「解約」と「買取」の二つが選べた。
説明が書いてあるものの、どうやら税金がらみのようで、事実は書いてあるが、正確さを期すあまり、どちらのほうが得なのか損なのかあるいは同じなのかどこにも書いていない。
わけがわからないので支店に電話して解約しようかと思ったが、悔しいので少し調べてみたら、次のことがわかった。まず、利益が出ている場合。
1. 解約は配当所得となり、10%の源泉徴収。買取は譲渡所得となり、10%の申告分離。ただし、買取でも特定口座に入っていれば、そちらの仕組みで源泉徴収。
2. 解約はその場で税金支払いするので、株式などとの損益通算ができない。買取は損益通算可能。
3. 一番大きな違いは、解約の場合販売手数料が取得価額に含まれないので、それに対しても10%課税されるが、買取の場合は販売手数料は取得価額に含まれるので、それには税金がかからない。簡単に言うと、販売手数料の10%分、買取のほうが税金が安い。
ちなみに、損失が出ている場合にはどちらの場合にも販売手数料を取得価額に含むため、どちらでも違いは出ないようだ。
2000年4月に平均信託金方式から今の方式に変わって、初めての投信の換金。昔の仕組みは、不公平ではあったがわかりやすかったなと回想。
ちなみに、上記は私が個人的に調べたものなので、間違っているかもしれない。違っているようであれば、ご指摘いただければ幸いだ。
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