2005/11/06

「お詫びする」ことと、「お詫びされる」こと。

NHK大津放送局の記者(休職中)が非現住建造物等放火未遂容疑で逮捕されたのを受け、NHKの橋本元一会長が今日11時からの総合テレビの番組内で陳謝したのを見ていた。文字としては、とてもお詫びしているし、いろいろ約束をしているように思える。でも、言葉としてそれが伝わってこないように見えたのは、私だけだろうか。
似たような例として、鉄道の人身事故などのトラブル時のお詫びの車内放送。あくまでも主観だが、ある鉄道会社は、言葉としては何も約束していないのにとても申し訳なさそうな印象を与える。一方である鉄道会社は、言葉としては一生懸命詫びているのになんだか高飛車に言われている気がする。
原稿読み上げだと、後者のような印象を受けるような気がする。でも、それだけではない何かがある気がする。お詫びする相手に対する思いというか、心遣いというか、そのようなものなのか。いや、それだけでもない気がする。
謝り方は難しいなと思うとともに、自分が謝らなければいけないときに適切な表現ができるかどうか、気になってきた。一体ポイントはどこなんだろう。

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