2005/05/21

地上デジタルラジオ本放送来年開始

昨日の総務省の報道発表で、「デジタル時代のラジオ放送の将来像に関する懇談会報告書(案)に対する意見募集の実施」というのを見つけた。
この報告書によると、2006年中に、東京と大阪で本放送を開始する、また2008年に、札幌、仙台、静岡(浜松)、名古屋、広島、福岡で本放送が始められるかどうか検討を開始するそうだ。また、2011年以前は、188MHz-198MHz(VHF7chと8ch)で、8セグメントを確保し、民間(全国一組織)で7セグメント、NHKが1セグメント利用する。2011年以降(アナログテレビ放送終了後)は、170MHz-222MHz(VHF4chから12ch)の間で、全国サービス12セグメント、地域サービス18セグメントの30セグメントでの放送(テレビ2ch強の周波数帯域が必要)をするそうだ。このためのチャネルプランは、2008年までにまとめるとのこと。2003年に試験放送をはじめたものの、受信機が出ず、いつになったら本放送になるかわからなかった地上デジタルラジオに、ようやく方向が見えてきた感じだ。
同報告書内には、ラジオの地下街での不感地帯解消施策にも触れられている。ラジオ好きな私としては、楽しみだ。

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