2004/12/14

702MOにみるモトローラの開発力

先日発売になった、モトローラ製のvodafone 702MOが、掲示板等で非常に評判が悪い。
評判が悪い理由を掲示板のみから判断をすると、使い勝手が悪いということらしい。
直感に反する使い勝手が問題になっているようだ。
対して、無線感度や通話品質といったところについては、批判的な書き込みはなく、むしろ好感をもたれているように思う。
私が今まで触ったことのあるモトローラ製端末は、マイクロタックとスタータック。
どちらも、古い端末でメール機能などなく、通話専用端末であり、また表示部分は一行で漢字も表示できなかったように思う。
けして直感どおりとはいえない部分もあったが、それほどボタンに触ることもないので気にならなかった。
どうやら、そのときの感覚のまま今の日本で発売してしまったらしい。もちろん日本語化には大変な努力を払ったのだろう。電話帳に振り仮名が登録できるようになっている(日本製端末では当たり前の機能だが)ところからも見て取れる。しかし、それでもやはり言語にかかわらない部分での操作性の悪さが悪評の原因となっているようだ。
海外端末だからという問題でないのは、先行発売されたvodafone 702NK (by Nokia) で同様の問題がおきていないことからも分かる。
せっかく優れた無線技術を持っていても、こういう部分で悪評を受け売れなくなってしまうのは非常に惜しい。もはやしゃべれれば携帯電話として十分という時代は終わったと思う。ぜひともソフト開発にも力を入れてほしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿