今日は、少し空いた時間で、「ケーブルテレビショー2007」に行ってきた。
今回多く展示されていたのが、ケーブルテレビを利用して、緊急地震速報を各家庭の専用端末に送るというもの。ついでにFMラジオがついているものがあったりして、興味深い。なぜか東京消防庁の起震車も来ていた。
ひとつ興味深かったのは、FTTHで家庭に届けた後、電源なしで同軸ケーブルに光信号を変換する装置。ホーチキのブースにあったのだが、ぐぐっても見つからない。今までは、光ファイバから同軸に変換する部分には必ず電源が必要で、工事が発生していた。しかし、その電源を光で送ることにより、電源工事を不要にしたものだそうだ。光ファイバで電源を送り、停電時でも電話のベルを鳴らせないかという試みは聞いたことがあるが、ケーブルテレビで同様の試みははじめて知った。
最後に、たぶん今回から、20歳未満立ち入り禁止コーナーが出来ていた。これまでも、ケーブルテレビ局向けのアダルトコンテンツの紹介ブースはあったが、特に区別されずに展示されていた。まぁ、見たくない人が見なくてすむという意味では改善されたように思う。でも、区別したおかげで、内容が少しエスカレートしたように思う。ノベルティにコンドームを配るというのは、少々やりすぎのように感じる。
ケーブルテレビをめぐっては、今年度に入ってから、今回展示していた装置やコンテンツではなく、県外の放送局の再送信についてのテレビ局とケーブルテレビ局の議論が、大分、長野などで起き、対立している。もちろん徳島のように、議論がまとまったところもあるが、少数派である。このような点について正面から向きあった展示があってもいいのにと思ったのだが、どうだろう。
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